さらに。些細な生活

そのうちなんとか。

まったく通ではないけども。

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

 

さて、10も選べるほど好きといえるようなものが自分にあったかなと。

例えば歌舞伎。かれこれ7年くらい月イチペースでどこかしらの劇場には足を運び続けてるけど。

ただ、場所がちょっと行きにくいんだよね、ってだけの理由で国立劇場はいまだ行ったことがない(歌舞伎以外でならずいぶんと以前に1回、行った気がする)。

こういうのはまだまだ真の歌舞伎通とは言えないし、そんなもんになる以前には芝居通いなんてものからは足を洗おうと思っているのだけど。

それはそれとして、今思い出して見てよかったなぁって演目を10、挙げてみるなら。

 

  • 法界坊 どうしてそうなる!とつっこみながらもおもしろきゃなんだっていいんだよ、な歌舞伎のワケ分かんなさを象徴するような作品。
  • 三人吉三 河竹黙阿弥の七五調の台詞の美しい作品。シネマ歌舞伎になった中村兄弟+松也の配役が一番好き。
  • 鰯売恋曳網 歌舞伎の素っ頓狂な楽しさを凝縮した三島由紀夫作。近代能楽集はあんなに暗くてシニカルなのにね(あれはあれでおもしろいけど)。
  • なめくじ 舞踊の面白さをこれで初めて知った気が。四代目猿之助、種之助。
  • 義経千本桜(四の切)とにかく狐がかわいい。海老蔵勘九郎もいいけど、これはやっぱり四代目猿之助で観たい。獅童さんの狐は・・・とにかくなんかでかかった。
  • 大江戸りびんぐでっど 宮藤官九郎脚本。割と歌舞伎観始めたばかりの頃にシネマ歌舞伎でこれに出会って。伝統とかなんとか堅苦しい形式美以上に、まだまだ表現形式として懐の深い世界なんだなぁ、と。テーマソングにも結構はまった。
  • 女殺油地獄 これは割と何度もいろんな役者さんで見てるけど、新宿のビルの中の劇場でプロレスのリングみたいに四方から客席が囲むちょっと変わり種な演出だったけど、獅童さんの演ずる与兵衛のヘタレクズなリアリティのやつ、よかったなぁ。
  • 仇ゆめ 勘九郎のたぬき、切なかわいい!どうも動物ものに甘くなる傾向が。でもそういうの好きなんで仕方ない。
  • あらしのよるに 究極の動物モノ、着ぐるみ歌舞伎。でもこれがしっかり歌舞伎。またもやそもそも歌舞伎って何って言いたくなるけど、そういうところが歌舞伎のおもしろさなのかも。
  • 妹背山婦女庭訓 以前若手の女形の子たちが一度はお三輪をやりたいと口々に行ってて、最初はなんでだかよく理解できなかった。後先考えないちょっと愚かしい女子だし。でも、歌舞伎を観る回数を重ねるにつれ、だんだんに、分かるような気が。

 

と、こうして並べてみれば、やっぱり自分は歌舞伎については基本小難しくなく素直に楽しめるもの、まぁ伝統芸能だなんだとか、高尚に持ち上げる趣味でもなんでもなく、好きな役者も猿之助中村屋兄弟、獅童松也とミーハーに偏った見方してんなぁ。

 

それでいいんです!とそこは胸張って言いたい。

なんなら三味線の音色に、キモチよく寝てたって、それでいいんです歌舞伎って!

くらいに思うてる。

 

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