今日も1日降ったりやんだりで、風もそこそこにあるから降り出すと横に流れる感じの雨なもんだから、キモノは着てみたけど外へは出かけない。
そもそも今日の帯回りも、なんかあちこち怪しげな形だったし。
怪しげでもとりあえず着て過ごして姿勢をキモノに慣らしていかないと。
小千谷縮のいっそピンクまとめ。
年相応で行きたいとは常々思っているものの、だんだん何が正解なのか分からなくなってきた。
昔の2時間ドラマの再放送の中村玉緒さんとか佐久間良子さんとかの衣裳見てて、ドラマの設定としては自分の実年齢のお役なんだけど。
参考にしようにも、まず手元にあるキモノがそういう渋さとか落ち着きのあるやつではない。
そして例えそんなラインのキモノがここにあったとしても、今の自分じゃ絶対着こなせない!という負の自信。
着付けというテクニックの問題もあるけども、それ以上にニンゲンの器というか、格の問題として?
とにかく今は、そこにあるキモノを着るということだけで精いっぱいになっちゃってるけど、そもそも自分としてはどういうキモノを着て、どういうイメージを作りたいのか。
新派河合雪之丞が演じるような毒婦、あるいは富司純子版犬神松子みたいな佇まいに憧れるけど、キャラ的にそこを目指すのはちょっと違うということは自分でも理解しているつもり。
強いて言うなら方向的にはとらやのおばちゃん(三崎千恵子さん)のイメージだろうか。お座敷にいる奥さまのおキモノよりは、普通の生活の中で違和感なく着てる感じ。
なんなら次の瞬間あっぱっぱに着替えても別にギャップもないような、そんなキモノの着方がしたい。
って、そっちの方が実は難易度高かったりして。
なんにしても今の自分のキモノワードローブからそっちの域へは果てしなく遠い。
ところで、この前の土曜の放送で着てたおばちゃんの水屋着みたいなの、すごくほしいんだけど。
水屋着ならがんばったら自分で作れるかしら。