こないだの歌舞伎の帰り。特に何の変哲もなく銀座和光。たまに前を通過するだけで買い物はしたことがない。いつかしてみたいとは思うけど、たぶんしないまま人生終わりそうな予感の方が強い。
そして昨日のカイシャの帰り。
ライトアップの色合いか、なんだか悪の要塞みたいな不穏な風情の都庁。



休みともなればせがまれて家の前徘徊。「まだ帰らないもん」のネコに振り回され。



風呂に入ろうとすれば「ここどかないもん」のネコに振り回され。
そんなこんなで11月が終了。
シゴトの話=愚痴ってどうしようもないけど。
そもそも担当についてたワケでなし、これまでメインの打ち合わせにもほとんど呼んでもらってもなかった新規業務について、直前になってなんか投げられて地方のセンターとやり取りしてたら「そんな話聞いてない」と先方担当者がへそを曲げ、その件やんわりクライアント側に調整もちかけたら「センターに話がちゃんと伝わってないんじゃないの?」って、え?それ伝えるのワタシなの?業務開始1週間前の時点で召還されたワタシ??とかなり納得いかないんだけど、言っても始まらずとにかくそんなこんなで毎日残業。
「hxさんキレても当然だと思う。1回キレてみせた方がいいんじゃない?」と同僚MOちゃんのお墨付きだかご提案だかいただく。
と言ってワタシがキレてみせたところで更年期と思われるのが関の山だし(実際更年期だし)、こういうのも勤め人あるあるだし、そもそも誰に対して腹をたてるべきなのかも分からない。
MOちゃんご本人がそのちょっと前に別件でちょっとキレてたんだけど、彼女が腹を立てるのはそれだけマジメにシゴトのコト捉えてるんだな、もはやあまり腹もたたない自分は最終的にはどうにでもなればいいというキモチでいるんだなとも思う。
正直シゴトに愛着もなければ自分の存在意義だの生きがいだのも全くない。放り出せるなら今すぐにでも、って、入社した時点からずっとそうだけど。
いまどき自分のような何の資格も特技もないオバチャンを置いといてくれるだけありがたいって言えばそうなんだろう。
いま時点カゾクに介助が必要な者もなく、ごはんの支度もとりあえずは自分たちでやってもらっている(なのでかなり貧相な献立続き)。そうでもなければさすがにこんなペースでは働けない。
「ムリない範囲でそこそこのシゴト」なんて発想自体が甘いんじゃい、というのも分かってはいる。そんな職場がどこかの世界であったとしたら、だいたいニンゲン関係がどーとかこーとか言いだすのさこれが。
それはそれでかなりツラい状況だから、どっちがいいとかラクとかは言えない。
とりあえずは置かれた環境で、なんとか続くうちはせいぜい自分の気力体力とだけ折り合ってやれるだけ、と考えるようにしてるけど、結構そのバランスもそろそろキツいのもホンネ。
倒れ込むような気分で迎えた休みの朝。例によってネコにせがまれて朝から玄関先ウロウロしてると隣近所の空調の室外機、軒並み回転してる。
みんなもう暖房入れてんだなぁ、と言うと、寒がりのオットが「12月だし、コタツ(布団)は出したい」とつぶやく。その前に居間を掃除しないとムリ、と本日のところは却下したのだけど、それでも掃除に関しては決して自らしようとしないのがウチのオトコども。
この週末は土日とも休みの予定だったけどいろいろ終わらないんで日曜を出勤に変更。
コタツについては次の休みくらいにはかな。
休みにどう計画的に年末の掃除を進めるか、なんて段取りも考える時期でもあるけど、もはやこの時点で何をいつするかじゃなくて、どこに目をつぶるか(何をしないか)で考えていかないと怪我の元のような気がしてきた。
今年はお歳暮の手配も年賀状も、まだ一切手をつけていない。
こんな隙間に季節もとっくに終わった日日草。
なんか知らんけどおきばりやす。