今週のお題「紅葉」
ウチのビンボくさい玄関先。手前のハゼのミニ盆栽、日当たりないせいか、そんな鮮やかではないけど。
後ろの猩々野村は元々暗い赤い葉のモミジだったのに気がついたら緑色。これからまた赤くなるのかな?
前回からあまり間が開いていないけど、この週末はフクオカ。
夏に今月の日程を決めたときにはこの日に墓終いの相談で、やや遠方にあるお寺まで出かける予定ではあったのだけど、言い出したハハが最近やたらあれこれ(主に知人と遊びに出かけて回るのに)多忙になってしまい、またそのうちにということになる。ということで、今月は書類の受け渡しくらいで早々に用事が終了。
午後、本家(と呼んでいるが実はこれはハハの実家)に挨拶。
庭猫の一部をようやく保護したそうで、小さいのがうにょうにょ5匹。小型犬と間違われるようなネコと暮らしているものだから、この小ささが新鮮で。
白いのが一番きかん坊で、屑籠に潜り込んで爪みたいなちっちゃな歯をむいていっちょ前にしゃぁ言うてくる。その場で勝手に「しゃぁのすけ」と命名。いや、ウチにもらって帰るワケではないんだが(くれるというなら喜んで引き受けるけど)。
体調があまり思わしくない叔父と独身の従兄弟に家政婦のN子さんだけでいつもひっそりしている家に、ちびネコたちの賑わいでなんかいつになくほのぼの。
この仔たちはママ(前日手術から帰ってきたばかりで少し気がたってるそうなので別の部屋で保護中)ごとうまく中に保護できたのでよかったんだけど、この他にもまだ仔猫が4,5匹、手術済んでないオトナ女子たちも3匹くらいとか。この子たちも全員猫風邪みたいだし、寒くなる前に保護したいという話ではあるけど、とにかく全然なついていないからなかなか難しい様子。
翌日もハハはA絡みの予定が入って昼前から出かけるとのこと。一緒に来るかと聞かれるけど、従妹A絡みの行事で、ワタシ個人が親しいワケでもなんでもないその関係のヒトたちとの間を持たせるのも夕方までとなるとかなりシンドイので、適当な時間まで家で過ごすことにする。
ハハ、来週もまた友人たちと湯布院から高千穂へ旅行だとか。来月は忙しいから来なくていい(むしろ来てくれるなと言ってる?)ということで、今年はこれで最後。
そうやって元気に出歩いてくれている分にはこちらとしてもその分自分の用事に費やせるのでありがたいことではある。もちろん後期高齢者ではあるのでいつ何時急にということもありうるにしても。
そもそも今月はわざわざ来なくてもよかったんじゃないかとも言えるんだけど、まぁそれはそれ。カイシャからも自分の家のコトからも離れて気分転換とでも思うようにしないと、いろいろ精神衛生によろしくない。
どうせならゆっくりするさと実家で一人、ハハの本棚の文庫本を2冊ばかり読んでみたり、先週見てるけどもう一度「西郷どん」再放送も見たりしてごろごろ。
やっぱ青木さんの久光のシーンは、二度見たけどこのドラマの中で一番いい場面。まだ1ヶ月あまり放送が残ってるのにここで決めてしまうのもあれだけど、たぶん間違ってない予感。
家の前の公園の木もじんわり秋色。
いつもはJRでまっすぐ博多駅だけどかなり時間も余っていることだし、一度天神に出てから昭和通りから大博通り。
いつも思う事だけど、フクオカは決して南国ではないのに、空港近くとか所々こんな風にヤシの木みたいな街路樹植えたりしてるのはなんなんだろ。冬場に日本海からの風に晒されてるのを見るたび、却って寒々しい気分にしかならんのだが。
古めかしいお寺をいくつか通りすぎる。めったにこっちには用事ないし、わざわざ来ないもんねぇ。そしてようやくの博多駅前はもう冬の電飾。
空港の、いつもの店で。昼を抜いたしちょっと歩いたし、カキフライ定食にもそそられるながらも結局鯖飯。季節が終わってしまったか、今度は茄子がメニューから消えていたので以上単品で。
がっつり行く気分だった割には食べてるうちになんでか途中で胃がいっぱいになる。毎回これだし次回こそは違う店にしてみてもいいかもと思ってみたり。
帰宅して、TV着けたらNHK「SONGS」にレキシ出てて、そのまま「植物男子ベランダ₋」観てから寝る。ニオイバンマツリの回。ウチにも一鉢あるんだけど、まだ花が咲いたことはない。
翌朝明るくなって庭を見ればツワブキの花全開。ツワブキに関してだけは、どの株もやたらに元気。
そしてあらためて部屋の中。たった1泊2日の留守だったのに、家の中が出かける前以上に散らかってる。その散らかり具合がなんでか今回いつも以上。
もうしばらくは行かなくていいんだから、お正月まで2ヶ月足らず、ゆっくり片づけよう、なんて言ったところで、ワタシは年末年始もシフトは入るし、毎年結局お正月もなんも、って風情で年を迎えるだけなのだけど。
どうしてこういつまでたっても暮らし回しが上手くならないやら。