さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

歌舞伎町で歌舞伎を。

吉原炎上」、あらためてキョーレツな映画だった。眉のない女たちの生々しさ。

翌朝も「半七捕物帳」「早乙女千春の添乗報告書」となんでかBS名取裕子祭り。

 

午後、シンジュクに繰り出す。

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歌舞伎町で歌舞伎を演ると聞けば、行かないわけにはまいりません。

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四方客席の、格闘技のリングのような斬新な舞台。なんでかテーブル(花道にパンフ置いてるのではありません)付きの席だったけど、これが却ってラクちんでよかった。

写真左手の壁のようなのが黒御簾で、ちゃんと生音だし、演出もどちらかというとオーソドックスな女殺油地獄

壱太郎くんに年増(ったって設定二十八歳?)のお役はまだ早いかも、なんてことは全くない。お吉、堅気さと艶の配分がすっごくよかった。あと、荒川良々の使い方と子役の存在感。

そして獅童さんの与兵衛も、いままで観た与兵衛で一番ヒトとしてのダメさと柄の悪さが秀逸。

与兵衛捕縛の段まであったのも今回が初めて。なんか与兵衛もお吉と一緒に豊嶋屋で散々油にまみれてのたうちまわった挙句あの場で死んでたのかとこれまで勝手に勘違いしてた。

 

と、行ってみて大満足の今月の歌舞伎なんだけど、耳鳴り付きでは見てるだけでも消耗も1.5倍。今日は2時間弱の尺だったからよかったけど、今後はもう昼夜通しとかとんでもないし、昼の部だけ、夜の部だけの半日も厳しいかもしれない。

というかもう治らないんだろうかワタシの耳。