さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

そして今日もあんまり片付かない休日。

 

去年の忘年会(結局断って行かなんだが)のお誘い以来しばらく連絡なかったヒラミさんからメール。いまいるデスクが縮小になって来月から別の部門に契約変更することにしたんだそう。

ウチの部の初期メンバーでいま隣のトウキョウセンター所属になったSくんも来月から新規立ち上げ事業の方に異動と昨日聞いたばかり。

まずウチの部自体、解体予定で縮小していたはずなんだけど、そのハナシはどこへ行ったんだろう、とふと思ったりでそろそろワタシはここに配属9年め。

 

今日こそは午前中のうちに用事は片づけようと、隣の隣の駅まで出て銀行2件寄って買い物。

無印も寄ったんだけど、買いたかった急須というかティーポット、ここにもなかった。おとといシゴト帰りに新宿ルミネでもなくって、ネットストアでも在庫なし。

あの大きさがと軽さが、ちょうどいいんだけどなぁ。

どうしてもあれでなきゃ、ということでもないんだけど、廃盤とは書いてないからもう1件だけ探してみるつもり。それまでチョウナンが独り暮らし始めたときに買ってそのまま持って戻ってきた小さいのでもうしばらく間に合わせる。

 

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帰ってきてからネコ散歩。毎回言うが、こんなに寒くて何がたのしいのか知らんけど。

他所から飛んできたビニール系のごみが庭に散乱してる(飛ばすなや)のを拾い集め、ついでに枯れ枝や季節をとうに終わった株も少し片づけたり。

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クリスマスローズとあったけど、それらしくもなく上へ上へと伸びる謎の株2年め。クリスマスというか、小さいクリスマスツリーのオーナメントみたいに蕾?らしき丸い鈴みたいのがたくさんついてる。咲くのかなぁこれ。

 

緑の光線 (エリック・ロメール コレクション) [DVD]
 

西村玲子さんのかなり以前のイラストエッセイでこの作品に触れていたような記憶があるけど、アタマに残ってたのはタイトルだけ。今日ようやく昼のBS放送で拝見(そう言えば暮からBSアンテナつけたのよ)に至る。

 

ヒロイン、長めのつきあいのあった彼氏と別れて以来しばらく浮いた話もなく、バカンスを一緒するはずだった女友達からドタキャンくらって「1人でバカンスなんてみじめすぎる」とめそめそ。友達に一人旅を勧められてもイヤ、団体旅行に申し込めばと提案されればそんなのもっとイヤ、家族にアイルランドでのキャンプに誘われてもそんなの私がしたいヴァカンスじゃないの!と。挙句の果てには私のことなんか分かってない、ほっといてと泣き出す始末。

 

どうしたら自分がたのしく過ごせるのか、その辺考えようともしない、ただただ自分の殻に閉じこもって不満を募らせてばかり。合わないわーこういうタイプのヒト、とのっけから引く。

そもそも1人じゃつまらない、という感覚がワタシにはないし、1人だろうがなんだろうが、ヴァカンスなんてそんなうらやましいモノ夢のまた夢なんですけど。

 

それでも、1人がつらくて仕方ない時もある。そういのはさすがにワタシにだって過去に何度もありますよ。そんなときにやたら時間だけできてしまうってのは、それはそれでつらいわな。そこはちょっと同情する。

 

そんな彼女を見かねた友人の一人の誘いで行った先の海辺でも、態度だけは周りと合わせようと本人的にはしているんだけど、結局はキモチを閉ざしているから周りの思いやりに水を差すようなことを盛大に言ってしまってるのに自分で気がつけてない。ただ周りの反応に、どうせ自分の考えや気持ちはみんなには理解してもらえないんだわ、って塞ぐだけ。

 

と、どうにも痛いヒトなんだけど、この辺りで自分と違うタイプの話のはずが、どうもそうでもないココロアタリが出てきてしまってだんだんうなだれてくるワタシ。

 

そんな中で、海辺を散歩していてふと老人たちがジュール・ヴェルヌの「緑の光線」という作品について語っているのを耳にするけど、それで何が起こるというワケでなく、そのうちどうにもいたたまれずパリに戻る主人公。

で、寂しさのあまり元彼に電話して、その彼の山小屋を空いてる借りることになるけど、結局1人ぼっちで山になんかいられないと着いたでそのままとんぼ返りでパリに引き返したりして、そんな自分に更に気が塞ぐ。

 

さらにまだまだ残るバカンス(やっぱうらやましいわ)、久しぶりに再会した別の友人の伝手で、また別の海辺の部屋を借りて過ごすことに出かける。

そこでスウェーデンから一人旅満喫中のユニークな女の子と知り合って、刺激を受けて行動を変えるかと思いきや、いざ現地で知り合った2人組男子とダブルデート成立しそうになったところで、結局最後は気持ちを閉ざして席を立っていったり。

自分にとってそれが楽しくないことであれば、ムリに周りと合わせてまで楽しむ必要なんかどこにもない。でも20代も後半でそんな泣きながら走って帰るみたいな痛いコトしなくっても。

…ないとは言えないんだけどね。50代になっても泣きながら走って帰りたいような日もたまには。しないけど。

 

彼女の場合、ほんとは一人のバカンスが問題なんじゃない。ただ今この時間だけ一緒に盛り上がる相手がほしいんじゃなくて、ずっとこの先を一緒に過ごしていけるパートナーがほしい、たぶんそういうことなんだろうけど、そのことをちゃんと自分で意識できていないのか、蓋をしているのか。

一時の相手にしろステディな彼氏にしろ、複数の友人たちが再三行ってきたように、自分からなにかを行動しないと始まらないのが事実。それを指摘する友人たちもスウェディッシュちゃんも、そんなに無神経に彼女に干渉しようとしてるワケでもないのだ。

 

ただ、自分にそんな彼女を嗤えるかというと決してそんなコトはなくて、50になってもいろいろイタいのは彼女以上で。ワタシの場合はそれがステディなパートナーとかではないってだけで。長くなるからそのモンダイはまた今度(と、自分のコトには蓋をして)。

 

そうやって映画ももう終わりという尺まできて、どうすんだと思ってたらひょんなところでよさげな男性が現れて急展開。そのきっかけが、彼女が読んでいたドストエフスキーの「白痴」。なんでよりによってという気がしなくもないけど、カラマゾフとか罪と罰よりは妥当なのか?

 

 

ちなみにほんとは今日、今年の大河についてちょっとつもりでいたんだが。一言で言えばノーテンキ万歳っていう、別に大した内容ではないむしろくだらないんで、それもまた今度。