さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

病み上がりだがおしゃれして。

f:id:hx2:20180331133334j:plain 治りがけこそ安静に、なんてどこへやら。3月最後は「愛の賛歌~エディット・ピアフ」@新国立劇場。美輪ちゃまの舞台となるとどうにも見送り難し。体調本調子でなかったとしても。

本当はぎりぎりまでその後サンシャイン劇場にハシゴで新派自主公演「怪人二十面相」を観に行けないかと悩んでもいたけど、さすがにそっちは諦めた。緑郎さん雪之丞さんは6月も三越劇場あるし。

 

新国立劇場はウチからだとチョウフグリーンホールの次に出やすい劇場かも。

ロビーに入れば相変わらずの花輪花輪花輪、花輪送ってない芸能人の名前がパッと出そうにもないほどの花輪だらけ。

席は舞台向かってかなり右の端の方だけどそこそこ前。歌舞伎座より椅子がちょっといいし、座席スペースもゆったりめなのはやっぱり嬉しい。

ラクを取ってカジュアルにして行かないでちゃんとめワンピース着てく。新しく買ったばかりのグレーのパンプスもこの日に下ろして記念にする。

 

 

さて、「近代能楽集」「黒蜥蜴」「毛皮のマリー」のどの舞台より、今回の劇冒頭の若い時期のピアフの設定はかなりつらい。舞台の上にいるのはどうみたって小娘ではなく紛う方なきご老体なんである。でもそこを力技でねじ伏せて客席を納得させてしまう美輪マジックにたっぷりと身を任せる。

タイトルを見てだいたいそんな話だろうと思う通りのストーリーだし、最初と最後に脇の役者さんたちが説明台詞で正直なんてヒネリはない。それでもこの劇自体が愛だの恋だの所詮は…ということを描きながらかつその愛だの恋だのの尊さを謳いあげる。

ピアフの妹シモーヌ役がYOUさんという配役はそういう点でも彼女だからこその妙味かも。