さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

毒はく。

夕方。他のメンバーが打ち合わせで出払っててワタシだけ残っているのは、ワタシが他のメンバーよりはまだヒマだからかもしれないが、1人で残っているという状況はつまりその時点ワンオペで複数対応回しているってことなんだが。

せまむ氏が席に来て、聞きたいことがあるという。

このヒトの話はとにかくまどろっこしい上にほぼピント外れなのであまり聞きたくないんだけど、一応なんでしょう?と失礼のないようとりあえず返事だけは明るく。

 

さすれば、ネットワークのフォルダの容量がいっぱいでファイルの更新ができない、ここにこれこれのモノが格納されているんだけど、とごちゃごちゃしたメモを出してくるが、それをいちいち確認するまでもなくそこに入っているデータはこっちで勝手に削除する質のもんじゃないからクライアントに言ってデータ削除お願いした上で更新かけるしかないですよと答えて自分のシゴトに戻ろうとすると、

「いや僕のところに個人的にお願いされたワケじゃかくて」とごにょごにょ不服気。別にせまむ氏指名ではないにしても、せまむ氏がやったら業務分掌的におかしいということでもないことで、要は自分は実際にはあれこれしたくなくてワタシがそれを巻き取ることを期待していたらしい。

今日に限ったことじゃないのだけど、このヒトの鬱陶しいのは、実際動くところを他人に押し付けといて、自分がその仕事したみたいに自分で思いたがるところ。自分の仕事でないと本気で思うんだったらそもそも首を突っ込まなきゃいいし、そちらで対応お願いします、って言ってくるならまだわかるけど。

 

で、案の定、その後結局ワタシが伝えたことをちゃんと聞いてたんですかねといいたくなるようなとんちんかんなやり方で、今度はメールでこっちにシゴトを持ってこようとする。

気分はかなりよろしくないが、放置というワケにもいかないだろうから後で手が空いてからでもと思っていたら先にビッケ課長が「このせまむさんのメールの件だけど…」と言い出したので、「それ、さっき聞かれて全然違う話になってていまちょっとムカついてるんですけどね」と軽く答えかけたところでせまむ氏が慌ててビッケ課長のところにやってきて「それこっちで巻き取りますから」とか言い出す。つまり事の次第をあっちで聞き耳立ててたのね。

どうかして押しつけよう押しつけようとしてたくせなにが巻き取りますだかなぁ、とココロで軽く毒づく。

 

今にして思えば、せまむさんやマンショさんと同じチームだった頃の鬱屈は、日々この手のコトの蓄積だったんだなぁ、と今更ながらため息。

実際ずいぶんいろいろ押しつけられてたもんだと今だからこそはっきり思うけど、当時はそれを不満として口にしようものなら被害妄想とレッテル貼られるだけなのが分かってたからモヤモヤするけど、まぁがんばったよ。

それ考えると相変わらず労働意欲は低くても今の所属課での業務は気分的にどんなにかマシ。

 

そしてずっとそういう仕事の仕方できたマンショ氏とせまむさんがいま彼らの所属チームで厳しい立場になっているだろうことは想像もつく。

 

でもまぁ同じ部内で、なにかで彼らに関わることがなくなるワケではなく、でもその都度こっちに仕事を寄せて来ようとする姿勢が、なんにも変わっちゃいないんだなぁと。そしてそのたびなんだかうっかりガム踏んで靴底にこびりつかせてしまったみたいな、地味にいやな気分になってしまうのは、ワタシのヒトとしての修業が足りないせい。まずはそこではあるんだけども。