さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

お江戸日本橋。

時々位置を変えないと、ダンゴムシさんやらナメクジさんが大集合してたりするので、今朝もひょいとプランターを持ち上げてみたら。

f:id:hx2:20170603093000j:plain なんか予想だにしないこぶし大の大物がいてびっくり。どこから、どうやってここの庭まで?

やっぱりここは都心ではなく多摩、武蔵野の果てなんだわ。

 

本日は午後から、そんな武蔵野の片田舎からお江戸の真ん中へと向かう。

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日本橋。東京に30年住んでて実は来たのは初めて?いや、裏の方なら何かの用で一度か二度は通ったような気はしなくもないけど、結局よく覚えていないので同じこと。

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三越。もうなんかね、街の佇まいが根本的にちがうのですいつものシンジュクシブヤイケブクロなんぞとは。

なんか見るもの見るものテンションマックスお上りさんモード全開。トウキョウ住んで30年経つけど、自分て根っから地方人なんだなぁと。

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そして本題。三越劇場。これまで何度か行きたい演目もあったのだけど、結局今日が初めて。春猿さんあらため雪之丞さんの『黒蜥蜴』を見届けねばと。

f:id:hx2:20170603210643j:plain 新橋演舞場の「婦系図」もよかったけど、この黒蜥蜴はどんぴしゃのはまり役。美輪ちゃまレジェンドの後継者として、あと30年くらいぜひ続けていただきたい。

一緒に行く予定だったA子ちゃんのことがくれぐれも残念ではあるのだけど、とにかく今は治療に専念で、次回きっとさらにパワーアップした舞台をリベンジで行こうねと。

 

またそう言えば美輪ちゃま黒蜥蜴をトウキョウでチケット取れなくてなんだか意地になってオオサカまで見に行ったのが2年前。でもその秋にまたトウキョウでの再演が決まったりして膝かっくんだったのだけど、オオサカの劇場もそれはそれで真紅の絨毯のゴージャスな雰囲気が美輪さんぽくてよろしくて。

美輪さんのは三島脚本で、今回の新派黒蜥蜴とは違うにしても全然遜色ない。正直言っちゃうと最近ほんと自分の記憶の揮発性が激しすぎて、細かい違いとかあんまりはっきり思い出せないのだけどね。『細雪』のときの例にもれず。思い出そうとして途中で去年の春先に観た『毛皮のマリー』とかがごっちゃになってくる始末(爆)。

もとい。2年前、美輪黒蜥蜴でオオサカまで来て時間調整で梅田を徘徊してたら、不動産屋さんから電話かかってきて、シンジュクからチョウフの今のおうちへの引越が決まったんだった。

2年なんてついこの間のようで、でもなんだかすごくいろいろあったような。チョウナンは一度出て行って戻ってくるし。

 

そして今日はA子ちゃんキャンセル分の席を、その出戻りムスコ同伴での観劇。ジナンはこういうのまるで興味ないから誘っても来ないけど、チョウナンの方は夢野久作なんかが好きという、趣味的にはいまどきの20代なのかねきみは?というようなとこもあるのでまぁそこそこ楽しんでたみたい。

おまえに三越で芝居見物なんざ30年早いわと言いたい気分と、おそらくまともには社会適応していけないであろうことはもうずっと前から覚悟していたことでもあり、どの道実利に生きていけない種族ならばなおのことせめて世の中の夢のような上澄みにできるだけ触れさせておきたいというオヤゴコロ…いや、世間ではこういうのをバカ親と呼ぶんだろうけど。