さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

ネコ埃の季節。

冬からの衣替えが始まっているのか、階段のネコの毛玉。昨日おとといと連日紙モップかけてるのに。

 

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さて今日は歌舞伎座。今月は午前の部だけ、いつもの3階席。

「醍醐の花見」は秀吉が北政所淀殿やおまつさん(利家さんとこの)連れて盛大に花見を楽しんでいたら秀次の音量がでてきて、ではこの宴を供養にささげましょうって筋にしてみるとなんじゃそりゃ、なんだが、舞踊だから、春爛漫の豪華な花見の雰囲気だけ楽しむやつかこれは。石田光成が右團次さんで秀次の怨霊が松也さん。なんか逆の配役のイメージ?前半の女方の間でのやりとりはともかく、あんまり役どころに表現するものもなさげな話だし。鴈治郎さんはおととしの一連の襲名公演での数々の浪速のあほボン役の記憶が強すぎて、バカ殿っぽく見えちゃったり。悪いのは鴈治郎さんでも配役でもなくて、自分がわかってないだけだとは思う。

「伊勢音頭恋寝刃」は、猿之助さんの油屋の中居万野の憎たらしさが期待を裏切らないハマり具合。そうそうこういうお役を観たかったのよ。所謂キレイ処はもう壱太郎くん、梅枝くん、米吉くん(これはキレイというか愛嬌処?)たちに任せといたらいい。

なんかそこまでで十分おなかいっぱいになっちゃったので、「熊谷陣屋」は観ないで帰ろかなという考えが一瞬頭をかすめる。隣に座ってたドイツ(語)の若人3人組(字幕ガイドも使ってる風でないツワモノさんだった。旅行でなくて留学生かも)もそこで帰っちゃったし、みれば左袖のB席の方とかほとんどいなくなってる。

反対隣の席のおじさんに「熊谷陣屋ばっかりいつもやってますよね。国立劇場でもこないだやったし…」と話しかけられて、そうですよそうなんですよ。TVでもやってなかったっけ、気のせいだっけ。

そもそも身代わりで誰か死ぬって演目、個人的にはあんまり好きじゃないんだなぁ。「熊谷陣屋」だけでなくて「菅原伝授手習鑑」とか、千本桜の「すし屋」とか、「伽羅先代萩」とか。

なんぞなんぞと言いながら、結局そのまま最後までそのおじさんと並んで最後まで鑑賞。1/3くらい寝てたかもだけど、先日雪山登山訓練で雪崩に巻き込まれた高校生の話なんかもどうしても熊谷直実を演じる幸四郎さんの台詞にかぶって思い出されてしまう。

猿之助さん演じてる相模は一番気の毒。息子は敦盛の身代わりで死んじゃうわ夫は出家しちゃうわ。出家する直実に従って、というのもあった気がするけど、今月は直実だけが旅立った感じの幕切れ。

先月の「助六」に続いて左團次さんも観られたし、最後までいてそれはそれでよかった。

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三越のショーウィンドーの桜。

ワタシの今年の花見はさっきの舞台とこれで、終了。桜については通りすがりに観る程度でよい主義。芍薬や蓮だと、わざわざ出かけて観たいとか、自分でもへそ曲がりが過ぎていやらしいなと思うけど。

 

f:id:hx2:20170405192132j:plainそんなこんなでへそ曲がりのおばちゃん一人で銀座で遊んでて、今日もお庭に行けなくてふてくされモードのはるちゃん。

それを下からうかがうまちこ嬢。f:id:hx2:20170405192145j:plain

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手と足のポジションでめいっぱいのふてくされを表現中。