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さらに。些細な生活

なんとか、しようと。

大阪では生まれなかったオンナ、ですが。

年度末から新年度のあわただしさがひときわカラダに応える40代最後の春。

見たり見られなかったりの「あさが来た」も今日でおしまい。

やっぱりしんじろはんは女子の理想の旦那様ですなぁ。

夫婦善哉 (新潮文庫)

夫婦善哉 (新潮文庫)

 

 しんじろはんは近松浄瑠璃にもあるような、大阪伝統のだめぼん、と見せかけて実はちっともだめじゃない上に男前。そうでなければドラマの視聴者はついてこれないし。

この系譜に連なる?のか、織田作の登場人物たち。しかしもうこっちはほんとどいつもこいつも筋金入りなあかんたれというのでしょうか。

こんな男にかまったらいかん!と作中のオンナたちに思わず言いたくなってしまうのは、そういうのを許す度量のない大阪で生まれなかったオンナだからなのかもだけど。

男女の間柄としてはまっぴらごめんではあるけど、でも、ニンゲンとしてなら憎みきれないようにも思ってしまうのは、その人生行き当たりばったりわらしべ乞食的在り様に自分と同じ匂いを嗅ぎ取ってしまう、そのことを認めるのはあまり嬉しいことではないんだけど最近もう諦めた。

町田康の文章のスタイルも間違いなくこの流れ、なんだけどその流れの中の「大阪」なるものはひょっとしてすでに懐古のモノのような気がしなくもない。

実際「大阪」の何を知るわけではないけれどなんとなく。